2012/08/16

永遠の0(ゼロ)



永遠の0】長いこと途中で止まったままでしたが、ようやく読み終えました。

あらすじを説明すると、 ゼロ戦に乗って太平洋戦争を戦った祖父の行跡を
その孫たちが戦争経験者にインタビューしなががら辿っていくというお話。
臆病者と言われた凄腕の戦闘機乗り。何故、生きることにそれほどこだわったのか…、
話が進むにつれ、孫たちも知らなかった驚きの事実が徐々に明らかになります。

戦争を題材にした小説は結果が分かっているだけに読む気にならなかったり、
読み終えても気分が暗くなったりするので敬遠しがちですが、
これは読んで良かったと思える一冊でした。
戦争がテーマではなく(戦争や特攻の事実を改めて周知したいという作者の意図は
あったかもしれませんが)ひとりの人間が、戦争という困難を目の前にしてどのように
生き抜いたか、というヒューマンストーリーだったから、前出の印象は薄かったのかも
しれない。最後のページを読み終えるまで我慢しようと思っていたけど、
最後は涙がこらえきれませんでした。

あとは個を押し殺し、命令に従って散っていった若い人たちの純粋さにもジワジワと
心を打たれました。「戦争は老人たちがはじめて、若者が犠牲になる」という主旨の言葉
がありますが、太平洋戦争で亡くなった二百万人余の兵員の多くが若者であり上の言葉に
当てはまると思います。僕は鷹でも鳩でもありませんが、今日の日本は彼等の犠牲が
あって成立している側面があるという事実を改めて意識しました(回りくどい言い方
ですが、それがすべてだと言いたいわけではない)

最後にこの本を薦めてくださったjasmineさん、ありがとうございました。








2 件のコメント:

  1. jasmine8/16/2012

    こんにちは。
    TAROさんの心に触れるものがあったとしたら、薦めた私も嬉しいです。
    来年は映画も公開されますね。
    どんな風になるのか、とても興味深いです。

    また心に響く本を見つけたらご紹介しますね。

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    返信
    1. こんにちは。

      そうそう、映画化ですよね。
      V6の岡田准一サンが宮部役だそうで…。
      カッコよ過ぎだろ、とか思っちゃうんですが、
      どうなんでしょうね。

      堤真一と堺雅人を想像しましたが、
      違いますね。体の線が細くて、優しそうな
      感じの俳優…結構いそうですが思い浮かばない…。

      敢えて映画を観ず、原作のイメージを守るのも
      手かもしれませんね。すごく気にはなりますが。

      良書を薦めてくださって、ありがとうございました(^^)

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