2012/11/01

内田彩仍さん



今年の夏、内田彩仍さんの本に出会いました。
お店に置いてあった1冊を何気なくパラパラ捲ったら意外に面白かったので、
さっそくamazonから取り寄せてじっくり読むことにしました。
自然派女子には有名な方…でしょうか!?福岡在住の一般の方というプロフィールにも興味深々です。


何冊か読んでみた感想は、物の選定眼も抜群だと思いますが、衣食住に独特のこだわりがあり、
丁寧に暮らしている感じが好印象。こちらの点が支持を得ている要因かと思いました。
「住」の部分では、取り入れたいと思えるアイディアもいくつかありました。
一方で「自分の目指す生活ってどんなものだろう」ということを考える契機にもなりました。
このテーマは定期的に自問自答しているので、100%本の影響とは言い切れませんが(苦笑)


最近になって自覚するようになったのですが、私は質素な生活を目指している…のだと思います。
贅沢はせず、慎ましく生活することに対して憧れすら感じています。
身近なロールモデルとして、両親について考えてみたとき、彼等は質素倹約を良しとしてきた人たちでした。
また常識や礼儀作法を重んじ、子供に対しては厳しくも愛情をもって接する親だったと思います。
育った環境や躾の影響は大きいですね。つまり、いつの間にか大枠において親と近い価値観を持つようになっていました。
今より若かりし頃、自分が将来このような考えをもつとは思いも寄りませんでした。

親と私がちがうのは、「衣」へのこだわり。
私は洋服が好きなので、その部分は自分で戦略を組み立てる必要があります。
その結果、タクティクスとして出てきたもの(一部)が以下。

・高価格ではなく高価値(上質)なものを見極めること(ネームバリューを判断の論拠としない)
・年齢の節目ごとにワードローブの入れ替えを図り、バリエーションを豊かにしていく
・所有量に制限を設け、一定量を超える場合は所有物を処分する
・年代に応じて好みや似合うものも変化するので、高額投資や中長期的な投資(いつか着るだろう)は行わない
・少ない衣服で、着回しのパターンを多く考えること。これによって感覚を磨くことができる。

このようにストラテジーを「定期的に分解して組み立てる」人間もいれば、無意識下で集積的に構築している方も
いらっしゃるかと思います。これはどちらが正しい誤っているかではなく、方法論が異なるだけであって
どちらも誤りではないと思うのです。ただ、好きなものがあるにも関わらず戦略をもたないということは、
勿体ないことのように感じてしまいます。
「自分だけのワードローブをつくる」。コトバにしてみると小さな話ですが、折角であれば
意識的に楽しみながらつくっていきたいですよね。
本を読み返しながら、そんなことを考えていたのでした。
あー、長文になってしまった。お付き合いいただき、ありがとうございました。

内田彩仍さんの本を amazon で探す






4 件のコメント:

  1. jasmine11/01/2012

    こんにちは。
    TAROさんのブログで内田彩仍さんのお名前を拝見するとは、ちょっとした驚きです(笑)
    私も彼女の感覚が好きで、こちらで紹介されている本を含め、何冊か読んでいます。
    内田さんが飼っているアメショーも可愛いですよね!(笑)
    読んでは我が身を振り返り・・・の繰り返しですが、内田さんやTAROさんをはじめとする素敵な方々の
    アイデアをいただきながら、自分が心地よいと思えるものを築いていけたら、と思います。
    余談ですが、ナチュリラさんのクローゼットには、私のキャンドルの先生である「マエダサチコ」さんも
    登場しているかと思います。是非チェックしてみてください!!とっても可愛い女性です。

    ご両親の影響について、ですが、私も全般的に影響を(特に母親の)受けている部分が大きいと思います。
    衣については、紺やベージュや茶がメイン、アニメキャラ厳禁!の人でしたので、子供の頃からその手の服ばかり着せられました。
    一番最初にある記憶は、幼稚園の入園試験の時に着せてもらった別珍のこげ茶のワンピースと、
    母親手作りの、これまた別珍のこげ茶のマント(裏地が赤のサテン)。とても可愛くて、今も大切に保管してあります。
    自分で選べるようになってからは反動からかあれこれ手を出したりもしましたが、結局心地よいと思えるのは、
    その手のアイテムなんですよね。歳を重ねれば重ねるほど、そう思うようになりました。
    そういったものを大切にしながら、「自分のワードローブ作り」を楽しみたいですね。
    長くなってすみません(しかも自分の話ばかり汗)!!
    お忙しいかと思いますので、返事はどうぞお気になさらずに~^^;

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    1. jasmineさんは内田さんをご存知でしたか。流石ですね!
      「ナチュリラ」は読み返してみます。

      両親の影響は、多少の差はあれど誰しもあるものですね。
      他の方がどうなのか興味があったので参考になります。
      私の母は男の子は青、女の子はピンクという人でしたので(^^;)
      青(紺)はかなり強く刷り込まれてますね。

      私が自分で洋服を選んだのは、12歳頃でした。
      友達のオノ君がジーンズ(501)を買うというので、
      親からお小遣いをもらってついて行きました。
      自分で服を選ぶオノ君がカッコ良くて、他にも色々と影響を受けたものです。
      (その時から僕には501が似合わなかった!!)

      話が脱線しました(^^;)
      洋服でさえそうなのですから、他の部分でも肉親や他人からの影響は
      大きいのでしょうね。それらを少しずつ改良しながらオリジナリティが醸成されると
      思うと、感覚というものは面白いものだと改めて思います。

      別珍・こげ茶のワンピ&マントを今も保管されているというエピソードには
      心温まりました。私はそういったものを切り捨ててきたので今になって反省してます。
      その点はjasmineさんを見習っていきたいと思います。
      ありがとうございます。

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  2. TAROさん、こんにちは!

    これまで知らなかった方ですが、拝見をして大変興味を持ちました。
    書店で探してみたいと思います。

    さて、TAROさんのワードローブに関する戦略は明快で、ブログを拝見する限り
    すでに多くの実践をされていらっしゃるように思えて尊敬します。
    自分も親は堅実で、日々を丁寧に生きてきました。
    理想とするところは両親なのですが、制約の反動からか僕には少し浪費癖もあり(苦笑)。
    そんな中、親を手本としつつTAROさんのこだわりも活かす生き方を模索する
    姿勢は大いに刺激になりました。
    「丁寧に生きる。」
    言うのは簡単ですが、この殺伐としたモノに溢れる世の中で、
    なかなか難しいように感じます。しかしそんな時代に流されることなく
    一歩一歩自分の足で確かめながら生きたい、と改めて感じさせていただきました。

    いやぁTAROさんのブログは、啓蒙効果もあっていいですね!
    「衣」「食」「住(生活)」を網羅している数少ないブログ、ますます更新が楽しみです(^^)

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    1. gohkitiさん

      コメントありがとうございます。
      お返事がすっかり遅くなってしまい、大変失礼いたしました。
      そして勿体ないお褒めのお言葉、本当にありがとうございます。
      実際の私は、迷ってばかりの愚かな男ですが(笑)

      仰る通りだと思います。殺伐としていて、物が溢れ、情報過多な世の中で
      流されず「自分らしさ」を培っていくのはとても大変なことだと思います。
      それでも自分らしさを追求するのは、
      人が表現欲というものをもっているからだと勝手ながら思います。
      遺伝子の乗り物として生きるだけでは嫌だと(笑)

      自分らしさを追求する中で大事なのが、
      戦略や熱意以外に加え周囲との関係性だと思います。
      家族や友人、職場の同僚・上司、あるいは同世代のblog友たち…。
      制約があるから、その中で自由を追求できる。
      周囲に人がいるからこそ、人と違う個性を追求したいと思う。
      自分らしさというのは、常に「相対的」だと思うのです。

      そして、私もgohkitiさんから沢山の刺激をいただいております。
      こうやってご縁をいただいているのは、本当にありがたいことです。
      これからもよろしくお願いいたします。

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