2012/12/19

対訳 テニスン詩集


007 スカイフォール】で書いた、【テニスン】の詩集がAmazonから届いた。
英文と日本語訳(これが対訳の意味なのね)、解説がまとめられた一冊。
まだ届いたばかりで、パラパラとページをめくったぐらいだが、気になるあの詩だけは早速読んでみた。


とても力強く、感動的な文章だった。
「スカイフォール」の苦しむボンドのイメージとダブるからか? 
あるいは、詩に内包された普遍的な何かがあるからか? 世界を知る老いたる王の独白は読む者に力を与えてくれる。

10代の頃に読んだ本のひとつ(ロバート・B・パーカーの作品だったか、スコット・フィッツジェラルドだったか忘れてしまった)で、
「人の基盤が泥である場合がある」という言葉※と、主人公が再生していく話を妙に覚えているのですが、
「ユリシーズ」から感じるのも再生のイメージ。

困難に負けても、そこからもう一度立ち上がろうとするのが
僕には「人間」を感じる行為だし、その精神というのは崇高(高潔)と表するに値する。
この詩を通じて、自分の価値観も再確認できました。


※正しくは「人の振舞いの基盤は、堅い岩である場合もあれば、沼沢である場合もある」(【華麗なるギャツビー】より)
※ロバート・B・パーカー【愛と名誉のために】でも「華麗なるギャツビー」の引用が掲載されています(【お気楽論】より)









2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    実は同じ本を持っておりまして、思わず。
    ただ私の場合は子供の頃からの愛読書の影響で、
    シャロット姫やアーサー王、キャメロットへの興味ばかりで、
    ユリシーズはちゃんと読んでおりませんでした。。
    早速本棚から取り出して読み返してみたいと思います。
    007への興味も全くなかったのですが、
    テニスンと聞くだけで、映画見てみようかな、
    という気がしてくるから不思議ですね^^;
    朝から失礼いたしました。

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    1. jasmineさん

      そうですか、同じ本を。
      古典ゆえにでしょうか。

      しかし、同じ本でも読むところが違うというのは、面白いものですね。

      お時間ございましたら、「ユリシーズ」も是非ご一読ください。僕も他作品を読んでみます(^^)

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